スイッチングハブの騒音がひどい(うるさい)時の対処

スイッチングハブとはルーターの接続ポートが全て埋まった場合に、分岐して複数の端末をネットワークに接続する中継機器です。

そんなスイッチングハブの気になる騒音についてご紹介します。

スイッチングハブの騒音は何が原因なのか

パソコンを多く所有・使用する企業の場合は、大規模にネットワークを繋げるためにスイッチングハブの利用が便利です。
しかし、気になるのがスイッチングハブから聞こえてくる音ではないでしょうか。

スイッチングハブはパソコンやルーターなどと同じく、長時間使用していると本体が熱を持ちます。
その熱によって機器が故障しないよう排気ファンが動いているため、通常時でもファンの音が少なからず聞こえるようになっていますので、場合によってはうるさいと感じることもあるかもしれません。

通常であればファンの音はそこまでうるさくはありませんが、あまりにも耳につくような騒音がしている場合は、排気ファンに埃がたまって熱が放出できなくなっている事が考えられます。

スイッチングハブもパソコンなどと同様に内部に埃がたまりやすいため、定期的にメンテナンスをしておかないと寿命が短くなってしまいます。

また、ファンだけではなくスイッチングハブ内部の回路やコンデンサーなどに埃が付着してしまうと、ショートや故障の原因にも繋がってしまうのです。

一度にたくさんの端末でネットワークを接続しなくてはならない場合など、急にスイッチングハブが故障すると仕事などに支障が出る可能性もあるでしょう。

スイッチングハブから騒音がする場合は、放置せず早急に対処する必要があります。

騒音の対処方法について

スイッチングハブの騒音は内部のファンに埃が付着する事が大きな原因なので、対処方法としては定期的に本体のメンテナンスと掃除をする事が挙げられます。

吸気口やファンの部分に埃がたまっていないかを確認し、埃が見つかった時はすぐに掃除するようにすれば埃がたまりにくくなります。

また、埃のたまりやすい場所への設置は避け、メンテナンスがしやすい位置に設置すると良いでしょう。
スイッチングハブ本体だけではなく、周辺も小まめに掃除して清潔にする事を心掛けてください。

このように、スイッチングハブから騒音がした場合、埃を疑いましょう。
通常時は気になるほどの騒音ではありませんが、気になる場合はファンレスタイプを利用してみると良いでしょう。

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